イタリア美術 と 神様
2010年4月8日(木)
イタリアは、カトリックの国~。
テレビのニュースでも 毎日 ローマ法王の話題が登場。
カトリックに関する年間行事も 山ほどある国!
美術史の世界も同様。 キリスト教の存在は巨大~!
「イタリア・西洋美術は = キリスト教美術」 とも断言できるヨネ。
撮影: Gio Mariani。
ラヴェンナ サン・ヴィターレ教会。 8角形の天井 & 柱。
写真中央は、天井 フレスコ画。 1,700年代後半 付け加えられたもの。
右側 緑色の部分は、先日ブログ掲載したモザイク装飾。 6世紀後半。
「豪華・細密・凝った作品は 神様を喜ばせる」 と考えられてた時代。。
教会も職人も、時間と労力を惜しまず作品創りに没頭。
そのおかげで、イタリアをはじめ 西洋の美術は大発展したのだ~。
写真撮影: Gio Mariani
ラヴェンナ ガッラ・プラチーディアの廟 Mausoleo di Galla Placidia。
5世紀なかばに建てられた。 色彩豊かなモザイク装飾。
壮大な宇宙観。 教会の天井画を見てると 吸い込まれそう。
昔 テレビ雑誌も無い時代、信者は さぞかし感動しただろうナ~!
敬けんな信者じゃない現代人~の私には想像もつかない世界。。
でも、美 という感覚は、時を超えても 彼らと共有できるヨネ。
心に響く神聖な世界。
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コメント
本当にイタリア美術は奥が深いですね!
18年前の新婚旅行で
北イタリアだけを13日かけて旅行したので
あれは今でも良かったな~って思います。
イタリア通の方達ばかり(そのころの私達の親の世代より上の60~70代の方達)で
イタリア旅行歴、20回以上とか30回とか。。。
添乗員さんよりイタリア旅行経験の多い方も
いらっしゃいました。
なので、ローマとかミラノとか観光があっても
皆さんツアーから外れて
お気に入りのカフェでのんびりなさってましたよ。
イタリア初心者の私達は
「今からこんな良いツアーに来て、これからどうするの?」と皆さんに言われちゃいましたが・・・
その後 1回も行く機会がないです~(汗
通の方が参加されるツアーって
通好みだけあって 普通の観光では訪れないところが見れてよかったけど・・・
私達はまだ、普通のトコロをあまり見ていないような気がしてます。。。
投稿: mimosa | 2010年4月 9日 (金) 09時50分
mimosaさん、とっても良いツアーに参加されましたネ!
しかし、イタリア旅行歴30回って すごい!ですヨネ。
こんなに愛されてる国に住んでる私~。もっと感謝して日々を暮らさなくっちゃネ!
投稿: CHINON | 2010年4月11日 (日) 05時26分