丘を吹く風~ 音楽と演劇
2009年6月25日(金)
昨日は、サン・ジョバンニの祝日。
演劇を見に行った。
旦那様がエキストラ(端役)出演した あの演劇だ~!
第一回目の公演は、6月8日 フィレンツェで開催された。
会場は サンタ・クローチェ教会 修道院。
第二回は、昨日 6月24日。
フィレンツェ郊外の丘の街 フィエーゾレ で開催。
フィレンツェの展望台として 地元の人と観光客に大人気の街。
会場は、サン・フランチェスコ修道院(Convento di San Francesco)。
ここは フィエーゾレの丘の頂上に位置する。
修道院前の広場からは フィレンツェのパノラマを堪能できる。
丘の上を吹く風が ここち良く、心なごむ憩いの場所だ。
演劇のシナリオは前回と全く同じ。
でも、今回の会場は、修道院の 回廊式の中庭。
中庭の井戸も 建物のアーチ型の柱も、舞台背景にぴったりハマっていた!
ほのかなキャンドルの灯かり。
丘の風が吹き、衣裳が静かに揺れ動く。
風のささやき と共に、サン・フランチェスコの祈り を感じるコトができた。
演劇というモノは 実に興味深い。
全く同じシナリオでも 演出や背景によって全く別のモノになる。
音楽、言葉、舞台セット、動き、ダンス、光。。
演劇とは 全てが融合した総合芸術だ~!
屋外の舞台の場合は、さらに 様々な自然の演出が加わる。
風、太陽の光、空と雲の色。。などなど。
状況によって 伝わってくる表現も 刻々と変化するのだ。
Chinon 静寂な音楽・演劇の世界にドップリつかったヨ~。
感謝です!
この演劇の情報、下記です:
上演タイトル:
San Francesco tra Cielo e Terra
演出: Francesco Tarsi
脚本: Monica Cioci
作曲: David Jackson
前回の上演と 演劇内容の詳細は、
「フェレンツェで心のダイヤモンド磨き」 6月9日ブログ こちら
ご覧下さい~
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